既存ホームページのデザインがイマイチなので、リニューアルを検討しています。
現在のホームページもリニューアルしてさほど経過していないにも関わらず、垢抜けないというか、古臭いというか・・
新たに業者を探してイメージを刷新したいのですが、前回のように失敗したくありません。
どうすれば失敗しないでしょうか?
今回はこのようなお悩みにお答えしていきます。
ホームページのデザインで失敗してしまう原因
まずはデザインで失敗してしまう原因を知っておきましょう。ということで、ホームページのデザインで失敗してしまうよくあるケースを2つ紹介いたします。
失敗してしまう原因①:依頼した制作会社に問題あり
ひとつめの原因として考えられるのが、「デザインを依頼した制作会社に問題がある」という点です。
このケースの場合、考えられるのが下記の2点
- 制作会社の人が、全てをひとりで担当(ひとり社長のようなケース)
- デザインを得意としていない会社に依頼
1. 制作会社の人が、全てをひとりで担当
これは結構多いケースだと思いますが、制作会社もしくは制作を依頼した業者が、ひとり社長やフリーランスで、ひとりでデザインからコーディングなど全ての業務を行うケースです。
ホームページ制作というのは、ある程度の知識があればすぐに独立・起業できてしまう業種でもあります。それ故に「ホームページが作れる」=「デザインができる・得意」とは紐付かないということを理解しておくべきです。
全ての業務をひとりで行うことで、人件費や外注費がかからず、全て利益にすることができます。
こういった自分主体の制作会社の経営者やフリーランスにデザインを依頼してしまうと、リニューアルしたのに、なんか垢抜けない・・古臭い・・などといった結果になる恐れがあります。
例えばシステムに強い人がホームページ制作を請け負い、デザインから担当すると・・かなり高い確率で垢抜けないデザインになってしまいがちです・・餅は餅屋。デザインはしっかりとしたデザイナーが担当するべきです。
2.デザイン以外の領域が得意な会社に依頼
例えばWebマーケティング(SEO、コンテンツマーケティングなど)が得意な会社に依頼した場合、デザインという面では失敗したと感じるケースがあります。
とはいえ、デザインが良ければ、絶対に成果に結び付くということはないため、この辺りの判断というのは素人には結構難しいかもしれません。
戦略的にオウンドメディアを運用し、記事を投下。集まったアクセスの中から、目的とする成約につなげるといったフローを考えている場合、オウンドメディアではさほどデザインは重要ではない場合がほとんどです。
ですが、デザインというのは自社のイメージを正しく表現させるものでもありますので、無視はできない要素です。
従いまして、Webマーケティング施策を行うにしても、デザインという要素は必要で、要はバランスを取ることが大切なのです。
失敗してしまう原因②:プロに任せず、主観で進めてしまった
これもまぁまぁあり得るケースで、デザイナーがホームページのデザインを行うのですが、経営者や役員レベルの方の主観によりデザインが大幅に崩れてしまうことがあります。
デザイナーの目で見て選んだ、ホームページのデザインにマッチするような画像を使い、デザインを進めてきたが、最後の最後で「やっぱりこの画像に差し替えて」など、一部の画像を差し替えただけでも、デザインというのは大幅に崩れてしまいますので注意が必要です。
ホームページのデザインで失敗しないために
それではどのようなことに気をつければデザインで失敗せずに済むのでしょうか?下記で解説していきます。
①イメージに近いホームページをリサーチする
これはセンス的な要素もあるので、難しい部分もありますが、理想のデザインイメージのホームページをリサーチしましょう。(しかもたくさん)
「ホームページ デザイン 参考」
などのキーワードで検索すると、デザインをまとめたサイトなどがヒットしますので、そういったサイトを参考にすると良いと思います。
また、競合サイトなどをリサーチするのもありですが、地域の競合などを見てしまうと、競合と同じようなホームページになってしまう恐れがありますので、こういった場合、他の地域などの同じ業種(競合)などをリサーチしてみてください。
②依頼する制作会社を慎重に選ぶ
①では「ご自身でイメージに近いホームページをリサーチしましょう」と書きましたが、デザインイメージに関してたくさんのリサーチを行うことは、相談する制作会社の担当者(営業担当やディレクター)の仕事でもありますので、契約前にこういったリサーチを代行してくれるかは制作会社を選ぶひとつのポイントとなります。
制作会社選びで失敗するよくあるケースとして、
・見積もりが一番安かったから
・知り合いだったから
というのがよくあります。
そうではなく、制作を依頼する会社のホームページをよく見て「何が得意なのか?」を理解した上で、厳選した制作会社に問い合わせを行いましょう。
そして、その中でも相性が良く、契約前にリサーチや提案を行ってくれる制作会社に見積もりを依頼しましょう。
お客様のホームページをデザインする時というのは、担当者(デザイナー、ディレクター、営業など)が日ごろから様々なデザインのホームページを見ていることが重要で、もし案件の相談があった際には、その引き出しの中からこのお客様だったらこういったデザインが合うだろうな?と瞬時に参考サイトを差し出せるのが理想です。
瞬時に出せなくとも、お客様の事業イメージとお客様の好みを掛け合わせ、参考となるデザインのホームページを数サイトリストアップし、消去法でお客様にお選びいただくなどの手順を踏むと、デザインの方向性が早い段階で明確化されます。
デザインにおける制作会社選びのチェックポイント
その制作会社のホームページのデザインは古臭くないか?垢抜けているか?
その制作会社のホームページは見やすいか?分かりやすいか?
その制作会社のホームページには、あなたの知りたいことや聞きたいことが掲載されているか?
その制作会社の実績を見せてもらい、デザインについて古臭くないか?垢抜けているか?をチェック
担当者の対応は良いか?また相性は良いか?
相談した制作会社の担当者は契約前にリサーチや提案をしてくれるか?
このようなことをチェックしてみてください。
ちなみに社内にデザイナーが在籍しているかどうかは、あまり重要ではありません。
なぜかというと、昨今Web業界では優秀な人材は、働く場所も、働く人も、自由に選べるフリーランスなども多いため、会社で雇うということをせず、会社や個人同士が繋がり、チームで案件を回す組織が増えてきています。
よって、なんとか自社のリソースを使わなければ・・という考えの経営者よりも、柔軟にこのお客様ならこのデザイナーさんのテイストが合うななどと考えられ、マネジメントしてくれるような制作会社のほうが、仕上がりが良かったりします。
ホームページのデザインについての課題を解決
私たちでは、お客様のホームページを制作させていただく際に、デザインの方向性について、お客様のご意向を踏まえつつ、ご提案をさせていただきます。
また、本記事でも書きましたが、リサーチなども行い、お打ち合わせにてヒアリングをさせていただき、デザインの方向性を明確化させていきます。
デザインを担当する者につきましては、社内のデザイナーでご対応できるのであれば社内のデザイナーをアサインいたしますし、テイストが違うような場合、信頼できる外部のデザイナーをアサインさせていただきます。