小規模事業者持続化補助金を活用したいと考えている人へ
実際に採択された事業者の「事例」を効率よくリサーチして、自分たちの活用のアイデアにつなげる方法について解説していきます。
STEP1. 採択者一覧(PDF)にアクセスする
まずは商工会が公表している採択者一覧のページ(PDF)にアクセスします。
過去に持続化補助金を申請し、実際に採択された事業者は、全てサイト上に公表されます。
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そのため、その採択者一覧を見ることは、すなわち事例を見ることと同じということになります。
採択率については、下記の記事にてまとめてありますので、そちらを参考にしていただければと思います。
全国商工会連合と日本商工会議所それぞれで公表されており、かつ日本商工会議所のほうは、エリアごとに分けているためリンク先の数が多くなってしまいました(汗
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若干見づらくなってしまいましたが、参考にしていただけますと幸いです。
STEP2. 検索機能を使いリサーチする
持続化補助金の一般型(第2回)を例に挙げて、具体的なリサーチ方法を解説していきます。
STEP.2 キーワードを入れて検索数を調べる
ページ(PDF)にアクセスした状態で、ショートカットキーを使い検索ウィンドウを開きます。
検索ウィンドウを開くためのショートカットキーは
- Windows:[Ctrl] キーを押しながら、同時に「F」キーを押す
- Mac:[Command] キーを押しながら、同時に「F」キーを押す
例えば、検索ウィンドウに「ホームページ」と入力してみると下記の枠の中のように【◯/281】と表示されます。
これはホームページというキーワードが281件あるということを意味し、ホームページの新規作成やリニューアルについて補助金が降りた事業者の数を表しているようなものです。
採択数をリサーチする意味
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検索結果に表示されるというのは、イコール「審査に合格した事業者の企画」ということです。
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こうしたリサーチを行うことで、採択率の高いキーワード(事業名)を知り、自社の事業アイデアに活かすことができるのです。
重要視すべき点
この採択者一覧表の中では重要視すべき点があります。
それは「補助事業名」の部分で、申請書類(事業計画書)では、「今回の申請計画で取り組む事業名」の部分です。
補助を審査するのは、選ばれた中小企業診断士の方々です。
そういった人たちが書類を見て審査していくわけですが、この「事業名」は言わばタイトルのようなもので、その名称から計画の全体像やコンセプトが想像でき、かつ持続化補助金の目的と合致するような名称が望ましいでしょう。
審査に関するFAQ
審査基準は?
公募要領(コロナ特別対応型)のP47に基づいて点数を付けています。
誰が審査するの?
審査員は中小企業診断士(選ばれた人)
どのように審査するの?
書面審査のみ
書面審査一発勝負です。