「ブログってどう書けば良いですか?」
「ブログで何を書けば良いですか?」
このような質問を受けることが意外と多いため、本日は私がどのようにしてブログを書いているかをステップ式に解説していきます。
ブログを書く目的
ブログを書く前は、必ず目的意識を持って取り組むようにしましょう。
私の場合
- 集客メディアとして機能させたい
- 信頼の材料として機能させたい
- 純粋に読者に有益な情報を届けたい
- 自分のアウトプットの場として利用している
このような目的の元、ブログを書いています。
ブログを書く前に心がけていること
私がブログを書く主な目的は「見込客を集客するため」です。
ですから、自分が売りたい商品や、自分がターゲットとする見込客から逆算して、関係のない記事は書かないようにしています。
また、見込み客の教育のために書くことを意識して、ステップ式で記事を書くよう心がけており、文章化した記事は今後YouTubeや音声メディアで二次利用できるような構成も意識しています。
日記とコンテンツの違い
ブログと聞くと「日記」的な内容を想像する方も多いと思いますが、私のような目的を持つ場合、見込客にとって有益な情報を作る=コンテンツを作るという意識が重要です。
そして、日記とコンテンツの違いも理解しておく必要があります。
2つの違いを私なりに一言でまとめると
日記 | 自分が言いたいことを書く |
コンテンツ | 相手が知りたいことを書く |
こんな風に解釈すると分かりやすいかと思います。
これはどちらが良いというわけではなく、ブログを各目的によって異なります。
例えば、私が髪を切ってもらっている床屋さんでは、リクルート目的でブログを更新しています。
その内容とは、「今日は誰々の誕生日会でした!」「先日、スタッフみんなで写真旅行に行ってきました!」など、楽しい雰囲気を伝えるものになっています。
これは、「ここで私も働きたいな」と思ってもらうことが目的ですので、変に有益な情報を作ろうと言ったものではありません。
ただ今の時代、SNSがありますので、ブログではコンテンツ、SNSでは日記的な投稿と分けるのもありです。
ブログ(コンテンツ)の書き方をステップ式で解説
それでは本題のブログの書き方(ここでは日記ではなくコンテンツ)について私のフローを解説していきます。
1)メインキーワードを決める
見込客の集客や教育を目的とする私のブログでは、自分が言いたいことではなく、相手(見込客)が知りたいことを書いていきます。
それを踏まえた上で、自分たちの商品から逆算して、どのような内容の記事を書くのかをなんとなく想像。そしてメインキーワードを決めます。
例えばプログラミング教材を売りたいのであれば、メインキーワードは「プログラミング」などがまず思い浮かぶはずです。
2)サジェストキーワードツールで関連キーワードのリストを出す
メインキーワードが決まったら、関連するキーワードのリストをサジェストキーワードツールと呼ばれる無料のツールを使ってリストアップしていきます。
先ほどの「プログラミング」というメインキーワードであれば、「プログラミング 初心者」「プログラミング スクール」などといった感じの関連キーワードです。
この関連キーワードリストの出し方やサジェストキーワードツールの使い方に関しては、下記の記事に詳しくまとめてあるので、お読みください。
この記事を読み、深く理解することで、金脈につながるキーワードを発掘するスキルが身に付くと思います!
3)キーワードを整理する
関連キーワードをリストアップした後は、エクセルなどのスプレッドシートやマインドマップツールを使い、カテゴライズしていく作業を行います。
この作業は、キーワードの数が膨大な場合、絶望を感じる作業ですが、私は必ず作業しています。
下記は「Web集客」というメインキーワードでリストアップした関連キーワードですが、こんな感じでキーワードを整理していきます。
4)ブログ記事にするキーワードをピックアップする
キーワードの整理作業を行う中で、「これ記事書けるな」などのキーワードが必ず出てきますので、印や色を付けるなどしてそのキーワードをマーキングします。
この作業の時も決して忘れていけないのは、その記事は売上につながるものか?=商品・見込客から逆算した記事か?ということ
ここを徹底しないと、せっかく記事を書いても無駄とまでは言いませんが、効率が下がってしまうので、忘れず意識するようにしてください。
トップアフィリエイターや資本にものを言わせる大手などは、リストアップした全ての関連キーワードの記事を書くという超、超、強者もいます。
ですので、ブログ記事を書くまえに、競合をリサーチすることをおすすめします。大手が抑えているキーワードで記事を書いても勝てる確率は限りなく低いですので・・
5)マインドマップに概要や構成をまとめる
私の場合、ブログのエディタで記事を書き始める前に、マインドマップを使い、なんとなく記事の構成を決めるようにしています。
こうすることで、記事を書き進めていく中でのズレを防止できます。
リズムよく記事を書いてるうちに「あれ?なんかズレてるぞ・・」っていうのが結構あったりするんですよね・・
ちなみにマインドマップツールは何を使ってますか?
私のPCはMacなのですが、「MindNode Pro(マインドノードプロ)」というツールを使用しています。
6)質問サイトでリサーチする
実際にブログ記事を書く前に、私の場合、質問サイトにアクセスし、自分が考えていた検索ユーザーの悩みと、一致するような悩みがないかをリサーチします。
質問サイトではリアルな悩みが投稿されていますので、その悩みに丁寧に答える感覚でブログ記事を書くことで、検索ユーザーの検索意図を捉えることにもなるのでおすすめです。(ニッチな内容だとなかったりするのですが・・)
ちなみに質問サイトはヤフー知恵袋や教えてgooを利用しています。
7)記事を書く
ここまで事前準備を行ったら記事を書き進めていきます。
私の場合、書き初めでは、質問サイトでリサーチした「悩み」や「困りごと」を下記のような感じで吹き出しで表示させることが多いです。
◯◯で悩んでいるのですが、どうしたら良いですか?
冒頭をこうすることで、その悩みに対する回答を書いていくことになるため、記事が書きやすくなるというメリットもあるのでおすすめです。
章ごとに立ち止まって読み返し、その都度、検索ユーザが疑問に思うことを「吹き出し機能」などを使い、あえて表示させることで、より検索ユーザーの検索意図を捉えられるようになりますよ
8)記事に画像を入れる
ブログは文章だけよりも、画像があった方が読みやすくなります。
特にアイキャッチと呼ばれるその記事のメイン画像は、記事一覧でも表示されるものですので、ブログ記事には必須です。
アイキャッチとは?については下記の記事をお読みいただければ理解できるかと思います。
↓↓↓こんな感じです。(記事一覧ページでの表示)
画像はアイキャッチだけでなく、章ごとに入れるとより記事が読みやすくなるでしょう。
ちなみに素材サイトは何を使っていますか?
私の場合、有料ですが、Adobeストックを利用しています。
無料の素材サイトもありますので、事足りるようなら無料の素材でもOKです。
9)パーマリンクを変える
まずパーマリンクってなんぞや?という点についてですが、
パーマリンクとは、Webページ毎に設定したURLのことで、例えば、このブログのURLは、
https://inspire-design.net/blog/
なのですが、記事ごとのURLを適切に設定していくことで、SEO効果が高まるなどのメリットがあります。
https://inspire-design.net/blog/how-to-make-a-catch-phrase/
赤文字部分を設定する
ちなみにパーマリンクの変更は、WordPressというブログシステムを利用することを前提にお話しています。
10)タイトル説明文を決めていく
タイトルは記事を書く前にざっくりとしたものを付けておき、正式なタイトルは記事を書いてから、最後に付けるようにしています。
ブログ記事のタイトルには、序盤で決めた検索キーワードを必ずいれるようにしましょう。その際、なるべくタイトルの前方に付けるとよりSEO的に良いと言われています。
また、記事の説明文も忘れずに書きましょう。説明文は最大160文字にまとめ、検索キーワードを入れながら文章を作っていきます。
十分な労力を使った後の作業なので、めんどうに感じてしまいますが、検索結果に表示される部分ですので極めて重要です。
11)最後に音読して読みにくい部分は修正をかける
一通りブログ記事が書き終わったら、公開前にプレビューして、声を出して音読します。
この音読することで、言いにくい部分=読みにくい部分だと私は思っているので、音読して言いにくい部分は修正をかけています。
音読は声の発声練習にもなりますし、意外とおすすめですよ!
1記事を書くのにどれくらいの時間がかかってますか?
私は早い方ではないので、執筆にかける時間は4,000文字程度の記事で2時間〜3時間位くらいかかっています。
12) 1日置いてブログ記事を読み返し至らない点を改善していく
これはやらない時もあるのですが、ブログ記事を書く前に、前回書いた記事を読み返し、至らない点を修正・改善しています。
時間を置いて、記事を読んでみると、不足分や逆に不要な部分などが見え、記事の品質が上がると私は思っているからです。